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ロンドン世界選手権 その1

 今大会、出場選手、並びに実際の演技を見ると、「素直に日本選手の活躍を喜べない」と思う方々がいなくはないと思う。確かに、五輪後の世代交代が進み、五輪で燃え尽きてしまった選手がしばらく休養に充てている中で、日本選手が実力を伸ばして、堂々とした演技を連発したのは大変誇らしいものを感じる。しかし・・・失敗した選手たちに対して、恐怖を感じるのは事実である。更に、男子に関していえば、種目別狙いで個人総合を「いつものように」バッサリと切り捨てた中国に関しては、「何か自信がないとああいう作戦には出ないはず」と思わずにはいられない。

 メダルの数だけで成功かどうか、勝負に勝てたかというのは計れないものがあるが、中国は北京五輪の成功の道をそのまま辿っていくように思える。個人総合で圧倒できる選手さえ育成できれば、種目別のスペシャリストはたくさんいる。確かに1種目だけでは団体を考えたら使えないが、2種目は優勝争いに食い込める力があり、他にそこそこの演技が出来るという選手であれば団体でも活躍できる。今回のメンバーに関しては、このままであれば来年代表に入る可能性は低いと思われるが、実際に他の種目をどこまで出来るのか、まだ国際大会で見せていないので、この選手たちだけでも不気味なところはある。そして、来年用に強化している若手がいるはずで、その選手たちがどんな実力があるのか。しかし、今回男子6種目中4種目を制した今年のメンバーを上回る、2~3種目で確実に高得点を出す選手はそう多くないと思われる。

 5-4-3制の予選、5-3-3制の決勝になる団体戦。例え中国でも個人総合を戦える選手を重視しないと、種目によっては極端に点を下げてしまう。かつて、プサンアジア大会からアテネ五輪までは、予選でつり輪を4人しか演技しない戦法を取ったが、今回も大胆に3名しか演技しない種目を作るのか。日本では考えられない戦法が、絶対的な自信を感じさせるが・・・。

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2009年11月08日 00:15に投稿されたエントリーのページです。

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