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2007年11月27日

■北京プレ五輪もうすぐ開幕

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11/28より北京五輪のテストイベントであるプレ五輪大会(国際招待競技大会)が開催されます。この大会は、団体総合のテストとして男子団体が、個人総合のテストとして女子団体が行われます。種目別に関しては今までの世界選手権や五輪と異なり、三日間に分けて行われます(ちょうど2001年のグッドウィルゲームスのように初日に男女ゆか、男子あん馬、女子跳馬、二日目に男子つり輪、男子跳馬、女子段違い平行棒、三日目に男子平行棒、男子鉄棒、女子平均台という日程)。

※五輪本番ではトランポリンが体操競技と同じ会場で行われ、種目別決勝二日目と三日目にトランポリンの日程が組まれてます。恐らくゆかのところにトランポリンが設置されるので、初日に男女まとめてゆかを行い、その後撤去してトランポリンが設置されることでしょう。2001年グッドウィルゲームスではトランポリンではなく新体操のフロアが設置されました。

プレ五輪日程

11月28日・・・男子団体予選(兼 個人総合・種目別予選)
         女子個人総合予選(兼 種目別予選)
11月29日・・・男子団体決勝、女子個人総合決勝
11月30日・・・中日(※五輪本番でも中日あり)
12月1日・・・男女種目別1日目
12月2日・・・男女種目別2日目
12月3日・・・男女種目別3日目

公式ページ上には参加者リストが公表されていませんが、アメリカ女子は翌週に日本で開催される豊田国際にも参加予定のメメル(2005年世界選手権個人総合優勝)が出場する予定で、他にも豊田国際に出場する選手が参加することが予想されます。地元中国も程菲が出場するとのことで、シーズンオフになろうという時期ではありますが、五輪前年の盛り上がりを感じさせる大会になると思います。(メメル、程菲の参加についてはInternational Gymnastの記事「Memmel Thankful to be Back After Injuries」より情報を入手しました)

そして・・・この大会の種目別から観戦する予定です!!肝心な団体・個人総合決勝は見れませんが、今回は

2007年12月01日

■北京初日・・・国家体育館

今日はトランポリンを見てきました。女子のカラバエワ、そして数名の男子が失敗するアクシデント。意外な展開でした。

という訳で、今日は会場周りと内部の色々をお届けします。
回線が重くて、アップロードは大量にできません^^;


2009年11月08日

ロンドン世界選手権 その1

 今大会、出場選手、並びに実際の演技を見ると、「素直に日本選手の活躍を喜べない」と思う方々がいなくはないと思う。確かに、五輪後の世代交代が進み、五輪で燃え尽きてしまった選手がしばらく休養に充てている中で、日本選手が実力を伸ばして、堂々とした演技を連発したのは大変誇らしいものを感じる。しかし・・・失敗した選手たちに対して、恐怖を感じるのは事実である。更に、男子に関していえば、種目別狙いで個人総合を「いつものように」バッサリと切り捨てた中国に関しては、「何か自信がないとああいう作戦には出ないはず」と思わずにはいられない。

 メダルの数だけで成功かどうか、勝負に勝てたかというのは計れないものがあるが、中国は北京五輪の成功の道をそのまま辿っていくように思える。個人総合で圧倒できる選手さえ育成できれば、種目別のスペシャリストはたくさんいる。確かに1種目だけでは団体を考えたら使えないが、2種目は優勝争いに食い込める力があり、他にそこそこの演技が出来るという選手であれば団体でも活躍できる。今回のメンバーに関しては、このままであれば来年代表に入る可能性は低いと思われるが、実際に他の種目をどこまで出来るのか、まだ国際大会で見せていないので、この選手たちだけでも不気味なところはある。そして、来年用に強化している若手がいるはずで、その選手たちがどんな実力があるのか。しかし、今回男子6種目中4種目を制した今年のメンバーを上回る、2~3種目で確実に高得点を出す選手はそう多くないと思われる。

 5-4-3制の予選、5-3-3制の決勝になる団体戦。例え中国でも個人総合を戦える選手を重視しないと、種目によっては極端に点を下げてしまう。かつて、プサンアジア大会からアテネ五輪までは、予選でつり輪を4人しか演技しない戦法を取ったが、今回も大胆に3名しか演技しない種目を作るのか。日本では考えられない戦法が、絶対的な自信を感じさせるが・・・。

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